• 2023
    04.12

    シチズン本社東京事業所 緑の認定SEGES「そだてる緑」取得

    シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、社長:佐藤 敏彦)が、公益財団法人 都市緑化機構が運営する「緑の認定」SEGES(シージェス:社会・環境貢献緑地評価システム)において、「Excellent Stage1」を取得いたしました。従業員のウェルネス向上、地域の環境改善の視点に立った緑地の計画設計、整備が高く評価されました。

    シチズン本社のある東京事業所では、「屋内でも屋外でも働ける」をコンセプトに、従業員のウェル向上のための場づくりを行っています。特に屋外では、工場と駐車場跡地を変換した約4千㎡の緑地(「CITIZENの森」)を2019年に設け、緑地の利活用と維持に努めています。「CITIZENの森」には、ミーティングができるネストベンチ、コーヒーブレイクができるスタンドテーブルなどを設け、屋外のワークプレイスとして機能しています。小学生の遠足コースとしても使われることもあり、自然を通した地域交流の役割を果たしています。

    また、緑地を地域のエコロジカルネットワークに位置づけ、武蔵野の雑木を植栽することで、地域の鳥や虫の飛来しやすい場を提供しています。資源やエネルギーはもちろんのこと、生物多様性が生み出す自然の恵みを受けて事業活動が行われていることを共通認識とし、今後もシチズン時計株式会社様とともに当社は積極的に緑を育てながら活用し、自然との共生を目指します。

    ■SEGES評価・認定委員による評価コメント

    • 住宅地に取り囲まれた工場跡地を売却することなく維持し、都心部から本社機能の移転に活用して緑化を進める計画を立案、実行している点を評価しました。コロナ禍、社員を都心部に集めて勤務させる形態が大きく変わったが、コロナ以前に郊外部で勤務できる環境を用意したのは先見の明があると言えます。緑地をワーキングスペースとして活用するという点は、他の参考事例ともなりうることから高く評価できます。
    • 「武蔵野の雑木林」のコンセプトと生態系ネットワークを構築しようという試みを評価しました。

    〈SEGESとは〉 SEGESは、企業等の敷地、用地における緑地の保全、創出、活用等の取組み及び活動について審査し、ヒートアイランド現象の緩和、景観の向上、生物多様性保全等の環境貢献活動はもとより、環境学習の推進、公開による緑とのふれあい、レクリエーション空間の提供等の社会貢献活動の取組み状況を総合的に評価し、格付区分する制度です。本評価制度は、「低炭素まちづくり実践ハンドブック」「生物多様性に配慮した緑の基本計画策定の手引き」(以上、国土交通省)に記載されているだけではなく、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の主要な目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」の推進に向けた「30by30アライアンス」コアメンバーとして参画しています。https://seges.jp/

  • 2022
    10.28

    みなとモデル二酸化炭素固定認証制度 特別賞受賞:G-BASE田町

    港区の環境行政に係る、みなとモデル二酸化炭素固定認証制度にて、G-BASE田町が特別賞を受賞しました。「オフィス内の無機質な素材の中に、広葉樹の丸太をそのまま利用するなど、木材本来の美しさと伝統技術」を評価いただきました。当オフィスの屋内外の設計にあたっては、木(もく)通じて自然の強さを表現することを、建築・インテリア・ランドスケープでシームレスに検討してきました。この度の受賞を大変嬉しく思います。

    ラウンジに置かれた木のテーブル

  • 2022
    04.01

    オフィスをオープンしました

    この度、江東区潮見にて当社のオフィスをオープンしました。風のよく通る、海の近くのビルです。コロナ禍で在宅ワークが一般化する一方では、アイディアを生み出すための対面打合せも欠かせません。さまざまな方に来ていただき、ブレストや意見交換するための場としてオフィスを育てていきたいと思います!

  • 2022
    02.01

    ホームページをオープンしました

    会社を設立したのは2021年2月1日。その日から業務に帆走していましたが(言い訳・・)、1年を経て、ようやくホームページのアップに至りました。

    長期間に渡るプロジェクトが多いため、各案件の完成は1年以上後にお知らせすることになりますが、これまでの活動や自身の考えについて随時ホームページにアップしていこうと思います。デザインや環境に携わる身として、専門分野に特化しすぎない視点を提供でればと思っています。ぜひ、気軽にのぞきに来てください。

    *ロゴのデザインは、大学時代の後輩でグラフィックデザイナーの中村将大氏に作成いただきました.